ママは毎日お疲れモード

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発達凸凹ガール育児で疲弊するママのぼやき

【育児0歳】出産レポ

38w3dで2634gの女の子を無事に出産。私も色んな人の出産レポを読み漁ってたから、参考になれば。

 

おしるし

私はおしるしからのスタートだった。

37w6dに最初のおしるしを確認し、翌日の38w0dにまたおしるしを確認。

tamorieeeen.hatenablog.jp

 

そして38w1dは1日普通に過ごし、次に変化があったのは翌日38w2d。

 

出産前日:38w2d

12:40頃 出血

生理の時のような感じで何か出た感覚がしてトイレに行くとおりものシートからちょっと漏れるぐらい出血してた。

生理3~4日目ぐらいの量で、おりものシートについてたのは赤黒っぽい血。

トイレットペーパーで拭いた方はピンク色に近い赤色で粘度が低くてさらりとした感じ。

 

いきなり出血して焦ったけど、すでにおしるしは始まってたし、前々日に外来で診てもらってるから一旦様子を見ることに。

この日はたまたま旦那は午前休でまだ家にいたので、出血したことを報告すると自宅作業することにしたらしく、1日家で仕事をすることに。

 

16:00頃 産院に電話

様子を見てたけどずーっと出血が続いてるので、やっぱり気になって一応産院に電話。

案の定「おしるしの続きだと思いますので、このまま様子を見てもらって大丈夫です」とのこと。

というわけで、いつも通りゴロゴロして過ごす。

 

19:00頃 前駆陣痛?

出血が落ち着いて、茶オリな感じになってきた。

その代わり、腰と下腹部が生理痛ぐらいの感じで痛い上にお尻の穴にズーンと来る感じがし始める。

もしかして前駆陣痛かな?とか思いつつ、ひとまず様子を見ることに。

 

20:00頃 陣痛カウント開始

前駆陣痛だと思っている痛みが定期的にやって来てる気がして、試しに陣痛カウントしてみることに。

胎動カウントでたまひよのたまカウンタを使ってて、陣痛カウントも出来るのでそのまま活用。

 

21:00頃 本陣痛だと確信

陣痛カウントを開始して約1時間。20:30頃まで10分間隔だったのが、もれなく10分を切るようになり、痛みも最初よりは強まってる気がする。

でもまだ耐えられない痛みでもないし、まだ夕飯を食べてなかったので、とりあえず夕飯を食べることに。

レンジでチンとかの簡単なもので済ませたけど、痛くてあんまり食欲が出ない。

この頃から「もしかして本陣痛かも」と思い始める。

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20:30以降にはもれなく10分を切るように。これを見た旦那は産院まで車を運転するかもしれないから晩酌せずに待機。

 

21:40頃 産院に電話

この頃になると、痛みの波が来てる時は深呼吸しないとちょっと辛い感じになってくる。

お尻の穴を押される感じも結構強くて「これは本陣痛に間違いない」と思い、ついに産院に電話。

初産だし…って感じだったけど、準備して向かったら40~50分かかることを伝えると、それなら一旦来てもらいましょうか、ということに。

「もし入院にならなくても荷物は預かれるので、一応入院準備も持って来てください」とのこと。

準備してから旦那の運転で産院に出発。

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※13分間隔が開いてるのは出発準備中

この頃には10分を切るどころか、4~7分間隔ぐらいの間隔だし、波が来てる時は思わず動作が停止しちゃうぐらい痛いから入院する気満々。

 

22:40頃 病院到着

病院に到着。この頃には痛みの波が来ると動けないぐらいに痛い。

ちょうど着いた時に痛みの波がやってきて、車から降りれず。

波が過ぎた瞬間に車から降りて夜間入口からインターホンを押して、助産師さんに迎えられて病院内へ。

内診台に案内され、当直の先生による内診。この日の当直はたまたまいつも妊婦健診で診てもらってる先生だった。

内診の結果、子宮口が3cm開いててそのまま入院が決定。

 

23:00頃 陣痛室へ

陣痛室に案内され、分娩時に使用する着替えを渡され、着替えるように言われる。

と同時に、産褥ショーツに履き替え、破水に備えてお産パッドLを付けるように言われる。

このお産パッドLがとんでもないサイズと分厚さで、まるでタオル。正直付け方がわかんなくてとりあえず股に挟む(笑)

 

着替えが完了したら早速NST。痛みの波が来るとお腹の張りの波形がピコーンと山になる。

旦那はNSTを初めて見るので、波形が山になってる時が痛いことを説明。

この時すでに陣痛は4~5分間隔ぐらいで、結構痛い。

助産師さんに言われた通り、鼻から息を吸って口から長く吐いて痛みの波が去るのを待つ。

いつ頃生まれそうか助産師さんに聞いたところ、「何とも言えないけど初産だし、平均だったら朝8:00ぐらいですかね~」と言われ、あと9時間もこの痛みに耐えるのか…と絶望。

 

23:30頃 ひたすら陣痛に耐える

※時間はおおよそ。この辺から痛くて時間を見てる余裕がなくなる。

しばらくNSTを付けて赤ちゃんにも異常がなさそうだし、陣痛もちゃんと来てるからNSTは一旦外すことに。

NST中は陣痛カウントしてなかったから間隔は曖昧だけど、時計を見てた旦那によると3~4分間隔ぐらいで、徐々に間隔が狭まってるとのこと。

痛みの波が来るとお尻の穴への刺激がすごくて、う◯ちしたい感じがかなり強い。

痛みの波が来たら旦那にテニスボールでお尻の穴を押してもらって何とかしのいでる状態。

もうすでにかなり痛くて、必死に深呼吸をするけど、思わず唸っちゃうレベル。

 

助産師さんに内診してもらったところ、なんと子宮口は9cmも開いてた。

これには助産師さんもびっくり。

「朝どころか、あと1時間ぐらいで生まれますよ~」と言われ、希望が見えたけど10cmに開くまでは引き続きいきみ逃しをするように言われる。

 

出産当日:38w3d

0:00頃 子宮口は10cm全開大

陣痛の間隔が2~3分になっていて、お尻の穴はもはやう◯ちが出ちゃう感じがすごくて、旦那に全力でテニスボールを押し付けてもらう。

後から旦那に聞いたところ、こんな力で押したらテニスボールがお尻の穴に入っちゃうんじゃないか、ってぐらいの力で押してたらしい(笑)

かなり痛くて、もう深呼吸とか不可能なレベル。

 

もう「う"あ"ーーーーーー」って悲鳴が出ちゃうし、ベッドの頭上のフレームにすごい力でしがみつかないと耐えられない状態。

もう限界!!と思って旦那にナースコールを押してもらう。助産師さんに内診してもらったところ、遂に子宮口は10cm全開大。

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※1時間以上開いてるのは病院に着いてNSTしてたのと、しばらく痛くて陣痛カウントする余裕がなかった

※その後の6分間隔は、陣痛間隔を確認したくてカウントを試みたけど、痛さのあまり押すのを忘れた

なんとか気合いでカウントして、間隔が3分を切ってることを確認してからナースコールした私を褒めて欲しい(笑)

 

0:15頃 分娩室へ移動

痛みの波の間を縫って分娩室に移動。隣の部屋だから近いんだけど、いかんせん陣痛間隔が短いので、さっさと移動。

初めての分娩台。まだお腹は重いはずなのに、軽快に登る私。おそらく妊娠中で1番素早く動けたと思う。

 

ここから時間経過は不明。部屋に時計はあったけど、陣痛でそれどころではなかった。

 

ルート確保

分娩台に乗ってから、もう1人の助産師さんが登場し、まずはルート確保の為に左腕に点滴をブスリ。

針の類が超絶苦手な私だけど、正直それどころではないので割とすんなり点滴完了。

むしろ点滴準備中に「痛いかもしれないけど腕は動かさないでくださいね~」って言われて、陣痛の波が来たら動かさないとか無理ゲーだから、波が来る前にさっさと打ってくれ!って感じだった。

 

それにしてもこの産院の助産師さん、採血とか点滴が上手な人ばっかりで素晴らしい。

無事にルート確保が完了し、足にカバーをつけられ、お尻の下にシートを敷いて、いよいよ準備万端状態へ。

 

立ち会い分娩の旦那も準備

立ち会い分娩予定だった旦那も専用の服を着て、マスクに帽子姿で登場。

この産院では立ち会いは頭側のみOKなので、私の頭の上にスタンバイ。お仕事はもっぱら飲み物係。

 

とにかくいきむ!

何度かいきみ逃しをした後、ついに「いきんでみましょうか」とGOサイン。

ついに踏ん張れる!もうすぐ出産して楽になれる!と思ったけどここからが意外と長かった。

 

まず、どういきんで良いかわかんなくて、とりあえずう◯ちする感じで踏ん張ってみたら、助産師さんに「良いですよ~」って言われた。

便秘でクソでかいう◯ちを出す気持ちでとにかく踏ん張った。何回いきんだかわかんないぐらいいきんだ。

「頭見えてますよ~」って言われて、「もうすぐだ!」と思ったけど、ここからが長かった。

 

この後何度かいきんでも進展ゼロ。

思わず陣痛の合間に「あとどれぐらいですか?」って助産師さんに質問したら「あと10分くらいかな~?」って言われて、「それなら頑張れる」と思ってまた頑張る。

引き続き陣痛が来るたびにいきむも、なかなか出てこない。

どう考えても10分以上経ってる感じするし、また陣痛の合間に「あとどれぐらいですか?」と聞く始末。

すると「さっきと一緒だけど、あと10分くらいかな~?」と言われ、「さっきも10分って言ったのにまだ生まれないじゃんかー!」と心で叫ぶ。

 

さらに陣痛のたびにいきむ、いきむ、いきむ。

すると、頭が股に挟まってる感じになったらしく、股の違和感と共に陣痛時以外にも擦れるような痛みが。

さらに陣痛のたびにいきむ、いきむ、いきむ。

やっと頭が出そうな感じになったけど、まだ破水してなかったみたいで、助産師さんが破水させてくれたらしい。

※私はそれどころじゃなくて、後で旦那から聞いた

破水は生ぬるい水みたいなのがジャバーっと出る感じだった。

 

ついに生まれる

さらに陣痛のたびにいきむ、いきむ、いきむ。やっとこさ、頭が出た。

その次の陣痛で軽くいきむように言われ、全身がドゥルっと出た。

どうやら頭が出た後に思いっきりいきんじゃうと、赤ちゃんが飛び出しちゃって危険らしい。

ドゥルっと出た瞬間、感覚的には「はぁ~スッキリ~!」って感じだった(笑)

そしてやっと生まれたんだ…とホッとしたらどっと疲れが。

 

結局分娩室に移動してから出産まで1時間ぐらいかかって、38w3dで2634gの女の子を出産。

 

初めてのおっぱい

隣でへその緒やらを処理してもらった後、助産師さんに「おっぱい吸わせてみる?」と言われ「出ますかね…?」と聞く私。

まだ出ないけどとりあえず吸わせることが大事らしく、出産直後に吸わせることによって母乳の生産スイッチがONになるらしい。

言われるがまま、されるがままに初のパイ。吸わせるところとか、全部助産師さんがやってくれるから私はパイを出すだけ(笑)

それにしても今生まれたばかりとは思えない吸引力。ダイソンもびっくりだわ。そりゃ乳首も切れるわな、と思った。

 

分娩台の上で休憩

出血の状態を確認するために、出産後2時間はそのまま分娩台の上で休むことになってるから、頭上の旦那と会話しながら過ごした。

途中で何回か産褥パッドを交換して、重さを測って出血量を確認する助産師さん。

どうやら私は出血量が少々多いらしい。

出血量が多いってことは子宮の収縮が進んでないということなので、子宮の位置をアイスノンで冷やして子宮の収縮を促すことに。

 

病室に移動

そしてお約束の2時間後に病室に移動。

かと思いきや、病室がいっぱいらしく、翌日に退院する人がいるからそれまで陣痛室で過ごすことに。

んでもって、個室希望だったけど、2人部屋が空くことに。

 

「歩けそう?ゆっくりね」と言われ、助産師さんに支えられながらまず分娩台から降りる。

うまく脚に力が入らない感じもするけど、なんとか降りて、今度は旦那に支えられながら隣の陣痛室まで歩く。

亀ばりにゆっくり歩くも、分娩室を出たあたりで吐き気と共にフラ~っと倒れそうになって旦那にキャッチされる。

すかさず助産師さんが車椅子を持って来てくれて、人生初の車椅子移動。

無事に陣痛室に戻って来て、出産はひと段落。お疲れ自分。

 

旦那は帰宅

ここで旦那は帰宅し、お疲れさま。立ち会い分娩にして本当に良かった。

陣痛室でも分娩室でも1人じゃなかったから心強かった。

 

この時点ですでに明け方だし疲れてるはずなんだけど、全然眠くないからもちろん眠れない。

とりあえず横になってスマホをいじったり。

母子同室の病院だけど、出産直後なので小ねこはナースステーションでお預かり。

 

結局一睡もせずに朝を迎えることに…

 

初産にしてはスピード安産だった

病院に着いてから3時間程度での出産となり、初産にしてはなかなかのスピード出産だったと思う。

長時間の陣痛だったらいきむパワーとか残ってなさそうだし、早くて良かった。

一応母子共に無事…だけど、私のお股とお尻の穴はご臨終。

超絶痛くて歩くのもやっとだし、まともに座れない。寝返り打つのすらしんどい。

翌日から母子同室開始だけど、こんな状態でお世話出来るのか?!

新米ママ、頑張ります~

 

入院中

ご飯が美味しかった

ご飯が美味しいので有名な産院らしく、毎回美味しいご飯だった。

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出産した日の夕飯はさばの味噌煮だった。

結構な量があるんだけど、母乳を出してるせいか、ほぼ毎回完食。

 

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お昼はミートソースパスタも出た。母乳には和食が一番!とか言われてるけど、普通に洋食も出るから嬉しい。

 

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グラタンにバケットなんておしゃれな組み合わせも出る。

もう二度と妊娠出産したくないからお世話になることはないけど、出産するならまたこの産婦人科で産みたいと思えるほど。

 

母子同室

基本的には母子同室で、母乳育児に奮闘。

ミルクも適宜足したりして上手に活用しつつ、嬉しいことに母乳は順調に製造されてる感じ。

ご臨終したお股とお尻も徐々に復活し、我ながら順調な入院生活だった。

ただ今度は少しずつ乳首が悲鳴を上げ始めている…

 

自宅に帰還

6日間の入院生活を終え、無事に自宅に帰還。

帰宅直後は環境が変わったせいか、赤ちゃんのグズグズが収まらなくて旦那と2人で大苦戦。

色々試した結果、枕がいらなかったのと、ベッドが真っ平らなのがダメだったらしい。

枕を外して、産院のベビーコットと同じようにベッドに傾斜をつけたらおとなしくなった。

枕を外す案もベッドに傾斜をつける案も思い付いたのは旦那。マジgood job。

 

旦那には入院中から面会時にはおむつ替えをやってもらってたからおむつ替えもバッチリ。新米パパなかなかやりよるのう。

あのままグズグズが続いたら結構体力的にも精神的にも参るから良かった。

夕飯は近くに住んでるお義母さんが作って届けてくれて、超助かった。

 

というわけで、なんとかひと段落。これから自宅での育児が始まるよ。