ママは毎日お疲れモード

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発達凸凹ガール育児で疲弊するママのぼやき

【病院レポ】はじめての肛門科

※タイトルから予想できるかと思いますが、汚い話が多いのでお食事中の方はご注意ください

受診したきっかけ

排便時の出血

娘の妊娠をきっかけに便秘が悪化し、出産してからは痔も気になるように。時々ボラギノールを使ったりして上手に付き合ってたんだけど、ついに痔が暴れだしたのが一番の理由だ。

一瞬「えっ、生理!?」って思うぐらい便器の水が赤くなっててビックリ、というか正直焦った。だって生理周期的に違うし、ミレーナを入れてるから生理だとしてもそんなに出血しないはず。お尻を拭いたらトイレットペーパーに鮮血がついたので、どうやらお尻から出たらしいことがわかった。

翌日も同じように出血したが、この日は子宮頸がん検診で婦人科に行ったのでついでに先生に相談したところ、ヘモレックス軟膏という痔の薬をもらった。まぁ早い話がボラギノールみたいなものだ。

もらったその夜にブスッと刺して注入すると翌日からは出血が止まった。だがお尻の穴の周りにボコボコした感じの膨らみがあったので、その後もしばらく肛門の周囲に塗ったり注入したりした。

便秘が悪化

と同時に便秘が悪化。元々便秘でヨーグルトにきな粉、納豆にキムチ、キウイにオリーブオイルなど、ありとあらゆる便秘に良いとされる食べ物を摂取してなんとかひねり出している。

それでも環境の変化やストレスとかでサクッと悪化するので、そんなときは便秘薬(酸化マグネシウム)に頼ることにしている。今回も食べ物だけではどうしようもなかったので薬を飲んだ。

が、便秘が改善する兆しはなく、便意というかお尻で引っかかってる感覚はあるけど出ない。出たとしても便は小指ほど細いし短い。いつもであれば薬を飲めば改善するし、この状態が3~4日続くと腹痛から冷や汗レベルの下痢をおこして便秘終了となることが多いが、1週間経っても10日経っても詰まったままだった。

はじめての肛門科へ

不安に襲われて受診を決意

これはもしやいぼ痔で物理的に出口を塞いでいるのでは…?という不安と、約2週間まともに排便してないからお腹はパンパン。とうとう胃の方まで苦しくなってきて、このまま腸閉塞になったら…という不安に襲われて居ても立っても居られず消化器・肛門科へ。

いざ肛門診察へ

まずは問診で出血したこと、ヘモレックス軟膏を使って出血は落ち着いたこと、酸化マグネシウム飲んでも出ないぐらい便秘がヤバいことを伝えた後に「では見てみましょう」ということで肛門の診察へ。

左を下にして膝を少し曲げて横になり、お尻を出し、その上にタオルをかける。ここまではカーテンで区切られていて誰にも見られない状態。準備OKになったら看護師さんが来て足元に器具を準備。それが終わると先生の登場だ。

看護師さんは女性だが、先生は男性医師なので少しぐらいは恥ずかしい気持ちが芽生えるものだと思うが、これで便秘の原因が判明して解決するかもしれない…!と思ったらワクワクして1mmも恥ずかしい気持ちは生まれませんでしたね、えぇ。

まずは指診

「では指入れますね~」と手袋をした先生の指が私の肛門内へ。感覚的には肛門内の壁をぐるりと一周強めになぞられるような感じだった。ちなみに先生はもちろん手袋してるし、指には滑りを良くするゼリーのようなものを塗っていて、痛みは特になし。

ただ、ずーっとお尻に便が引っかかってるような感覚があったのが、指診後からなくなった。もしかして出口付近にいた便が指で奥に押し込まれたのか…?とか思ったり思わなかったり。

次に肛門鏡

指診の後は中を観察するために肛門鏡なる器具が登場。器具は「肛門鏡」でググると画像がいっぱい出るので参照してもらうとしよう。ここの病院はデジタル肛門鏡で、何枚か画像を撮影した模様。

婦人科の検診を受けたことがある人ならわかると思うが、感覚的には膣にクスコを突っ込まれる感覚にそっくりだ。それの肛門バージョンだと思えば良い。ひんやりした筒でちょっとケツの穴が広げられてるなぁ~ぐらいで、痛みはなかった。

診察の結果

ツイートにもある通り、治療するようないぼ痔はなく、もちろん切れ痔もない。肛門鏡で撮影した画像を見せてもらいながら説明してもらったが、例えるならピンク色でエヴァの第2使徒リリスの胴体部分のような画像を見ても素人にはわからん。ただ、1か所黒っぽく見えるところがあって、小さな血豆らしく出血したのはおそらくここからだろうとのことだった。

痔が大丈夫だったのは嬉しいが、じゃあこんなにひどい便秘は何が原因なんだ…という気持ちがなくもない。便秘については酸化マグネシウムの量を増やして様子を見ましょう、ということになった。ちなみに330mg×4錠/日ぐらいまでは躊躇なく増やして良いとのこと。

大腸内視鏡検査について

先生的には、年齢的にはまだ若い(30代前半です)から大丈夫だとは思うけど、祖母①は大腸がん、祖母②は胃がん乳がんをやっていて遺伝的にはリスクが高いし、便秘の症状があるので、大腸内視鏡検査も検討しましょうか、という感じ。

ただ検査をしようにも、もう少し便秘を改善して排便コントロールができてからでないと厳しいらしい。下剤で腸内を空っぽにしなきゃ検査できないからそりゃそうだ。

 

「肛門科」って響きでなんとなく敬遠してたけど、全然平気だったし不安をこじらすよりよっぽど良いからみんな怖がらずに肛門科行こうぜ!